日曜日の今日は昼から息子を連れてNY自動車ショーに行ってきました。
今は4000ドルのボロ中古アメ車に乗っている身ですが、こういう所に行くと夢が膨らみます。 ヨーロッパの車の展示が少ないのが残念ですが、やはりレクサス、インフィニティーは人気です。 展示車は基本的に中に乗れるのですが、シフトノブなどは盗難予防に全て取り除かれているのがアメリカといった感じです。 新型スカイラインクーペです。現行型にも増して格好良いです。 今年の冬発売予定。これも格好良いです。 レクサスのコンセプトカー。きてます。 前から 昔のイエローキャブ。少しホッとします。 フェラーリ。12ドルでキャンギャルのお姉さんと記念写真撮ってくれます。一瞬心が動きましたが息子の手前やめておきました。 #
by ctsurgeon
| 2007-04-09 11:09
土曜日は米国日本人医師会のパーティーに出席してきました。
詳しくはDr.Yumiさんのブログにありますが、セントラルパークに面した高級クラブで行なわれ、中々豪勢なパーティーでした。 昨年はゲストにジョン健ヌッツオが来たのですが、今回は五嶋みどりが来て彼女の生演奏を満喫しました。何度かコンサートに行ったことはあるのですが、あの小さな身体に秘められたパワーに圧倒されました。 食事も中々美味しく、非常に得した気分です。 NYで臨床をしているレジデントの人達と久しぶりに会えましたが、ゆっくり話す時間がなかったのが少し残念です。 #
by ctsurgeon
| 2007-04-09 10:49
70才後半の男性。
他院で冠動脈バイパス手術+僧帽弁形成術の後に形成術がうまく行かず僧帽弁置換術(MVR)。僧帽弁の人工弁周囲の逆流が判明しその修復術。にもかかわらずさらに人工弁逆流による心不全で入院してきました。肺動脈圧は体動脈圧とほぼ等圧、LVEF 30%。かなりの心不全状態で人工弁は3分の1くらい外れていてブラブラしている状態でした。 4回目の手術。初回バイパス手術のLIMA-LADは開いていて、どうアプローチするか問題になりました。普通に再開胸してLIMAを剥離して通常通り再僧帽弁置換術をする方法もあったのですが、今回は循環器内科と合同でハイブリッド手術をすることになりました。 具体的なプランとしては右開胸、送血は右腋窩動脈。このような場合癒着のために大動脈を遮断するのが難しいのとpatent LIMA-LADがあるので、心臓を動かしたままBeating MVRをする事が多いのですが、今回の症例では大動脈逆流(AI)もあるのでBeating MVRは術野が血だらけになり技術的に困難、しかもParavalvular laekの手術で精度の高い手術が求められる事から何とか心停止下に手術をしようという話になりました。ということで手術は初めてカテ室で行ない、大動脈遮断は大腿動脈からocclusion balloonを使い、LIMA内にカテーテルを留置してバルーンを使ってLADへの血流を遮断し心停止を得る方法を試しましたが、予想以上に上手く行き順調に手術を終える事が出来ました。 大動脈ステントやMIDCAB+ステントなどカテーテルインターベンションとのハイブリッド手術が今後はやってくる可能性があるのですが、今回の症例はまさに循環器内科との合同手術がうまく行った症例でした。 #
by ctsurgeon
| 2007-04-08 12:38
最近日本から見学に来られる人が多いです。
学会帰りに2−3日手術見学する外科医の先生も多いのですが、短期研修で来る医学生の人も増えて来ています。 医学部のカリキュラムの一環として1ヶ月ほど外病院で見学する機会が与えられる所が増えているようで、国内だけでなく海外の病院も選択できるそうです。うちには順天堂大、東京女子医大、京大、阪大、兵庫医大、岡山大などから学生さんが来られます。 学生時代遊んでばかりで、そんな事考えもつかなかった僕から見れば皆さんとても熱心で感心します。手術を見せる以外に大して世話もできず少し申し訳ないのですが、皆さん心臓移植手術には興味があるようで、是非見学したいという人が多いです。 ドナーチームに混ぜてもらって心臓を採りにいってもらい、そのまま手術室に戻って来て移植手術を見学してもらっています。中には片道5時間かけて西海岸までプライベートジェットで往復した学生さんもいます。 実際こちらの臨床を見てみると、想像していたより垣根が低い事がわかると思います。特にアメリカはレジデントの30%は外国人なので、海外で臨床研修する事がそれほど特別な事では無いと感じると思います。手術以外にも、アメリカのレジデント教育システムの一端だけでも味わってもらえればいいと思います。それとせっかくNYに来たのだから病院ばかりでなく、色々と観光もしてもらえれば、なお良いです。 #
by ctsurgeon
| 2007-04-05 04:55
この週末も1人でミュージカルを観てきました。 思いついたらパッとタイムズスクエアに行って、tkts(ミュージカル当日割引券売場)で手軽にチケットが買えるので便利です。 今回は定番中の定番なのに一度も観てなかった「RENT」です。 最近映画にもなりました。 オペラの「La Boheme」の現代版ですが、現在ブロードウェイでは「オペラ座の怪人」「美女と野獣」に次いで第3位のロングラン(11年)公演中だそうです。 7年がかりで脚本作曲をしたジョナサン・ラーソンが正に開幕当日に胸部大動脈瘤破裂で35才の短い生涯を終えた事は有名です。また「La Boheme」の初演からちょうど100年目に初演されたそうです。そういうことで、なかば伝説化されたミュージカルになっています。 熱狂的なファンが多く、観客も大盛り上がりで、1曲ごとに大喝采です。 印象的な曲が多いのですが、情けない事に寝不足で行ったので、あまり記憶に残っていないのが残念です。 英語の歌詞に付いて行けない所が結構あって、途中少し萎え気味になったので、映画DVDを観て機会があったらまた行ってみたいと思います。 ということで、3月も終わりです。 ブログ記事読むと遊んでばかりのようですが、3月は忙しかったです。 数えてみたら僕個人の3月の心臓手術症例は38例でした。 全てskin-to-skinですし、リオペが12例あったので、忙しかったはずです。 今週は少し楽できると思うので、たまった仕事を片付けて行きたいと思います。 #
by ctsurgeon
| 2007-04-02 12:35
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