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週末旅行
最近忙しくて少し疲れ気味だったので、リフレッシュするために金曜日の夕方から週末を丸々休みにして、車で2時間くらいのところにあるCatskill(恐ろしい名前ですね)という所に行ってきました。

宿泊したのは自然療法研究家の日本人が経営する民宿のようなところで、そこで出される漢方薬入りの田舎薬膳料理と漢方薬風呂、ファームが評判だそうです。
民宿の主人は普段はマンハッタンで漢方などを使った治療をされていて、顧客にはロバートデニーロなどの有名人も多いとか。週末は半分趣味でその民宿にお客さんを入れているとのこと。
宿に到着した頃はもう暗くなっていたのですが、ほとんど山の上にあって周囲2マイルくらいは全く人家のないような所です。暗くなってから迷わずに着いたお客さんは初めてですと言われました。

評判の料理は素朴ながらも今までNYで食べたどんな日本料理よりもおいしかったです。
普段膝くらいまでしかない浴槽に無理矢理お湯を張って入っているので、日本式の漢方薬風呂も有り難かったです。
ファームには犬、馬、羊、ヤギ、ウサギ、にわとり、ヒヨコなどがいて、彼らと自由に遊べるので、子供は大喜びです。
土曜日はずっと雨だったのですが、日曜日の朝方には雪(初雪!)に替わり、晴れて来ました。
近くの滝などを案内してもらい、ついでに紅葉ドライブをして帰ってきました。
久しぶりにリラックスした週末を過ごす事ができました。

「十日町旅館」
http://www.tokamachiryokan.com/index.htm

e0088460_11452673.jpg民宿のテラスから。道路をはさんで向かいにファームがあります。結構高いところにあるので、紅葉はほとんど終わっていました。
e0088460_1146322.jpg帰り道にあるBear Mountainというところから見えるハドソン河です。
e0088460_1155864.jpgこれも帰り道に寄ったSeven lakes driveというところにある湖です。夏は泳ぐ事もできます。
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by ctsurgeon | 2006-10-30 12:04
人工弁心内膜炎
半年前に感染性心内膜炎のために僧帽弁置換+三尖弁置換術をした人の手術。僧帽弁に感染が再発して膿瘍を作っているため、再弁置換となりました。
若年、iv drug user、C型肝炎陽性。アメリカでの心内膜炎患者の典型的なパターンです。
きちっと抗生剤を服用してなかったのかもしれません。
こちらでは術前検査のルーティンとして感染症検査はしないので、もしHIVを持っていたとしてもわかりません。用心の為に手袋を2重にします。
幸い弁輪の破壊はそれほどでもなく、手術は順調に終わりました。

写真は自宅のあるニュージャージー側からハドソン河越しに見たマンハッタンの夜景です。
観光客の来ない所ですが、摩天楼が一番奇麗に見えるところです。

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by ctsurgeon | 2006-10-26 21:57
トーリー監督
ヤンキースのトーリー監督を招いての昼食会が院内のFaculty Clubでありました。
Dr. Oが監督のお兄さんの心臓移植をしたのですが、その10周年記念だそうです。
Dr. Oは監督のお姉さんのバイパス手術もしています。
患者さん本人もいましたが、かなりの年なのにピンピンしています。
ヤンキースとはそれから縁があり、僕たちもそのおこぼれを授かってたまにチケットをもらったりします(6/15のブログ参照)。

司会役のDr. Oと午前の症例(CABGx5:BIMA)をしたのですが、昼食会の時間が気になって仕方ないみたいで焦らすので少し参りました。
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by ctsurgeon | 2006-10-26 03:16
??
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これ何するところかわかりますか?

病棟にあるリハビリ室です。
タクシーの乗り方や買い物の仕方などもトレーニングするみたいです。
隣にはキッチンやベッドルームのようなものもあり、日常生活をシュミレーションできるようになっています。
でもどうやって本物の車を病院の8階に持ち込んだのか。エレベーターに載せる訳にもいかないし。。。謎です。
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by ctsurgeon | 2006-10-24 21:40
出勤
最近だんだんと日が短くなってきました。
毎日病院には6時45分に行くのですが、もう朝は暗くなってきました。
病院に着いたら、エレベーターで回診を済ませてオフィスに戻る途中の教授と一緒になりました。日本では教授より遅く出勤することは何となく後ろめたく感じるものですが、こちらではそんなことは全然ありません。
Departmentの中で一番早く出勤するのは教授で、朝の6時前から一人でICUを回診しています。アテンディングはそれぞれ独立しているので皆自分の患者しか関心がなく、日本の大学病院のような教授総回診というものは存在しません。誰かがプレゼンテーションしてくれる訳でもなく、一人で黙々と回診しています。ついでに毎週末病棟を回診するのも教授だけです。

通勤途中の車から撮ったGeorge Washington Bridgeです。
すでに渋滞が始まっています。アメリカ人は朝が早いです。

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by ctsurgeon | 2006-10-24 04:47
NYの休日
心移植手術明けの土曜日は死んだ様に寝てましたが、日曜日は復活。NY市立図書館で開催されている日本の絵本展覧会に行ってきました。
途中タイムズスクエアを通ったら、何やら人だかりが。
よく見るとDog showというか、犬の仮装コンテストのようなものをしていました。
Dog adoptingのキャンペーンの一環として行なわれているみたいです。
結構盛り上がっており、楽しめました。

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去年の優勝犬だそうです。ティアラが似合っています。「タイムズスクエア仮面舞踏会」と書かれています。一見くだらない催し物でももっともらしくするのがアメリカらしいです。
e0088460_9565689.jpgNYといえばイエローキャブ。ちゃちい仮装が笑えます。手前に座っている人たちは審査員です。
e0088460_9572084.jpg特別賞(タイムズスクエアコスチューム賞)をとった犬です。タイムズスクエアにあるtkts(チケッツ)というブロードウェイミュージカルの当日割引券売り場の看板です。知らない人もいるかと思いますが、タイムズスクエアといえばこの看板というくらい有名なものです。
e0088460_9573873.jpgバイクの後ろのカゴに載せられていました。ご主人とお揃いのハーレーキャップ、皮ジャンがきまっています。
e0088460_9575960.jpg同点優勝した2組。
左の犬は「村の保安官」ちゃんと腰にピストルも下げています。でもやる気がなくこのあとすぐに床に寝てしまいました。
右の犬はハロウィーンにちなんだのか「ゴースト」。目まで覆われた頭巾を被らされて迷惑そうです。体に矢が刺さっています。

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NY市立図書館です。とても重厚な建物で内部装飾も素晴らしく、見るだけでも価値があります。平安時代の絵巻物から浮世絵、戦後の絵本まで色んなテーマにそって日本の絵本が紹介されており、改めて日本の文化の素晴らしさを感じました。
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by ctsurgeon | 2006-10-23 10:33
サブチーフ
前回のブログで忙しいとぼやいてしまいましたが、10月から合流したサブチーフのM君だけは一人元気です。

医学部に入る前にエンジニアか何かしていたらしく、幾分年は食っているのですが、トライアスロンで鍛えた体で、雨の日でも自転車通勤です。
今月待望の赤ちゃんが産まれて、赤ちゃんの世話と夜泣きで大変だと思うのですが、彼を見ていると全くこたえていないかのようです。また彼が当直の時は何故か緊急開胸などハマることが多いのですが、そんな時でも翌朝はピンピンしていて、ガンガン手術に入ってくれます。よほど体力が有り余っているのか腹筋用のマットと鉄アレイをレジデントルームに持ち込んで、暇さえあれば体を鍛えています。今週のように皆疲れている時は、本当に頼もしいタフガイです。

そんな彼ですが、今週は当直開けに上行弓部大動脈置換+3枝バイパス+下行大動脈ステント留置というヘビーな症例を執刀させてもらってご機嫌です。まだあまり心臓手術の経験のない彼にそんな大手術を執刀させるアテンディングのS先生も大したものですが、当直開けにそんな長時間の手術に嬉々として入るM君も大したものです。

写真はロックフェラーセンターの屋上から見たエンパイアステートビルです。エンパイアステートビルからの夜景が有名ですが、こちらの方がエンパイアが見えるので個人的にはお勧めです。
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by ctsurgeon | 2006-10-22 13:02
多忙
忙しい1週間がやっと終わりました。

皆疲れていて手術に入りたがらず、ババ抜きのような状況になっています。
チーフのA君は飽和状態。4ヶ月間の症例数が200例以上になったらしいです。
木曜日の晩の心移植の連絡が手術中に入った時は「FXXK, I cannot operate any more!」とわめいていましたが、結局人がいず僕と2人ですることに。金曜日の晩のLVAD explant / heart transplantは皆激引きで、結局一番元気な僕がすることになりました。

僕自身11例。木、金はそれぞれ3例ずつ。心移植が3晩連続あってへとへとです。
こう忙しいと誰を手術したのか良くわからなくなってしまい、病棟で心停止になって緊急開胸になった患者さんも、翌日まで自分が手術した患者さんとは気が付きませんでした。その患者さんを緊急手術してくれたA君も誰の患者かよくわからないまま処置してくれたそうです。
あまり褒められた話ではありませんが、それでも何とかなっているのは、皆のチームワークのおかげでしょうか。

写真はメトロポリタン美術館の屋上庭園からセントラルパーク越しに見たマンハッタン。週末暇な時によく行きます。一回で全部回りきれるものではないので、毎回テーマを決めて少しずつ回ることにしています。でもやはり日本美術のコーナーは落ち着くので、しょっちゅう行ってしまいます。
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by ctsurgeon | 2006-10-22 12:20
無題
もともと自分のための日記のつもりで始めたこのブログ。
仕事の話が多いですが、せっかくNYで生活しているので、週末に行った所など絵日記風にできたらと思います。
ということで、過去の物も含めてもう少し写真をアップしていく予定です。
「外科医の創り方」ほど上手ではないですけど。。

マンハッタンの南端、ブルクッリンブリッジの近くは昔からのfish marketで、古い町並みがそのまま残っています。映画のGangs of New Yorkの雰囲気が伺えるところです。
100年以上もそのまま家族経営を続けているイタリアンレストランなどもあって、結構おいしいです。

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by ctsurgeon | 2006-10-16 10:53
Oyster Festival
秋晴れの日曜日。
ロングアイランドにあるOyster Bayというところで年に一回行なわれるOyster Festivalに行ってきました。実は数年前にも行ったのですが、昼過ぎに到着したら肝心のオイスターが売り切れで寂しい思いをしたので、今回はそのリベンジです。

それにしてもすごい人です。アメリカ人はこういった催し物が大好きです。
屋台以外にも、フリーマーケット、野外ロックコンサートや移動遊園地、移動動物園まであります。無料動物園ではポニーに乗ったり、キリンにエサをやったり子供達は大喜びです。

屋台ではその場で、オイスターの殻を割って売ってくれます。生ガキ、生クラム、クラムチャウダー、ロブスターなど、おいしそうなものがいっぱいあります。

一通り食べてお腹いっぱいになりました。
でも周りのアメリカ人は子供から年寄りまで僕たちの何倍もの量を平気でぺろりと食べています。
よく見ると半分以上の人は日本人の基準から言えば肥満体です。
アメリカで心臓外科が繁盛するのもわかるような気がします。

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by ctsurgeon | 2006-10-16 08:33