2006年 12月 01日 ( 1 )
インタビュー
Senior fellowのM君がフィラデルフィアの病院のインタビューから戻ってきました。

最近心臓外科医のjob marketはどんどん厳しくなっており、都市部のアカデミックポジションはよほど運が良くない限りほとんど無理な状況になっています。
うちの施設は超有名プログラムですが、そこでフェローシップを終了してもなかなか良いポジションを取るのは難しいです。
日本のように医局制度がないので、皆個人的なつてなどを頼ってあちこちにインタビューに出かけており、彼もしょっちゅうインタビューに行っています。

彼が今回インタビューに行った病院はプライベートホスピタルで、年間400例程度の開心術をしているそうですが、心臓外科医は1人しかいないそうです。聞けば手術室ではOR nurse(PAではありません)が開胸、IMA取り、カニュレーション、第一助手、閉胸と全部してくれるそうでうす。術後管理、病棟管理、当直もnurseが全てやってくれるそう。外科医1人でも400例こなせるはずです。
外科医の数を制限するかわりに、Nurse, Nurse practioner, PAなどいわゆるコメディカルが非常に多いのがアメリカの特徴ですが、ここまで来ると彼らと医師の違いが良くわからなくなってきます。少なくとも日本の外科研修医よりは医師らしい仕事をしているのは間違いありません。

Thanksgiving holidayも終わり、そろそろ街はクリスマスの雰囲気です。
ロックフェラーセンターのクリスマスツリーも昨日点灯式。病院のロビーにも吹き抜けの天井まで届きそうな巨大なクリスマスツリーが出現しました。
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by ctsurgeon | 2006-12-01 05:46