術後感染
毎月行なわれるM&M (死亡症例、術後合併症検討会)で1月の術創感染が多いことが問題になりました。

日本と比べてICUや手術室での感染予防はかなり甘いのですが、それを見直そうという話になりました。具体的には

1)ICUでは患者に接する時にはガウン着用(10/8/05のブログ参照)。
2)手術室に入る時の帽子マスク着用を徹底。
3)手術中(例えば内胸動脈採取の時など)術者が椅子に座ったら、手術ガウンを交換する。(手術中に結構座って休憩する事があるので、これは少し面倒くさい)
4)機械出しNsは座らない。
 これは若干1名には非常に痛い決定です。(5/23/06のブログ参照)。
 相撲取り並の体型をしている陽気なドミニカンのスクラブNsのH君はいつも座って機械出ししているのですが、今回の決定で手術中に座っている事がバレると1日謹慎となりました。彼にとっては死活問題です。もっともスピードが要求される心臓外科の機械出しを座ってする方が異常ですけど。
5)プレッピングの時にイソジン消毒したあと、拭き取らずに乾くまで待つ。
6)閉胸前にはしっかり温生食水で洗浄する。
7)術後の血糖管理を徹底する(これは重要)。

いずれも日本では当たり前の事ですよね。
でも1月だけ突出して多かったのは、何か原因があるのかもしれません。

このところ日中も零下の日が続いています。
病室から見えるハドソン河にも流氷が流れ着いています。

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by ctsurgeon | 2007-02-18 12:02
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