アメリカの医師就職事情
同僚のシニアフェローS君、今週一杯でお別れです。
ケンタッキーの大学病院にスタッフサージャンとして行くことになっています。
同じくドクターの奥さんと離ればなれになってしまうので、なるべく遠くに行きたくなかったらしいですが、心臓外科のスタッフポジションの就職事情は非常に厳しく、都市部のアカデミックポジションは運が良くなければ、なかなか見つけられません。
日本のように医局が面倒を見てくれる訳ではないので、基本的には独力で探す事になります。そのためには人脈を作っておく事がとても大切。

アメリカでは最近心臓外科の人気が落ちています。
前述のように就職難であること、薬剤ステントの出現でバイパス手術が減少していること、ライフスタイルを重視する最近の傾向を反映しているようです。
今年はついに全米で130あるレジデントのポジションが埋まりませんでした。

最近人気のある科を聞いてみたら
1)ER :完全シフト制。週3日1回12時間労働。残業呼び出しなし。給料まあまあ。
2)麻酔科:特にICUなど。上記と同じような理由。
2)Radiology :家で読影ができる。IR (Interventional Radiology)は高給でQOLも良い。
3)泌尿器科、耳鼻科、眼科などの外科マイナー科
逆に人気のないのは
心臓外科、産婦人科、小児科など。

この辺は日本と同じ傾向でしょうか。
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by ctsurgeon | 2006-07-19 03:57
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