Super surgeon
アメリカでは心臓外科医はメジャーリーガーと同じ。
腕が良くても悪くても、所詮病院職員で年功序列給与システムにあるサラリーマン日本人外科医と違い、アメリカでは外科医は病院から給料をもらうのではなく、保険会社からsurgeon feeとして独立してお金をもらうシステムなので、いわゆる腕が良く患者を集められる外科医は、それこそ貴族の様な生活をしています。

ちなみにうちの教授はprivate islandを持っていて、自家用飛行機でその島に行き休暇を過ごしているらしいです。

40代半ばのDr.O。うちの看板外科医。スーパーサージャンです。
ハーバードでMBAを取得、医学者としての業績も手術の腕も凄いですが、それ以外の才能も凄い。amazon.comでNo.1 sellerとなった本を執筆したり、アメリカの有名チャンネルに番組を持っていたり、前大統領や有名俳優など知り合いも多い。2年前にPeopleという人気雑誌で毎年行なわれている「Sexiest men 50」に選ばれ、トムクルーズらと共に写真入りで紹介された時には、そのコピーが手術室内に張り出されました。
そんな有名人ですから、毎日のスケジュールも殺人的です。本当に分単位。
テレビの撮影やら、雑誌のインタビューやら、その合間を縫って診察。そして年間400例の手術。夜はパーティーやディナー。
性格は非常にフランクで人間的にも素晴らしい人です。あまりにも時間に追われて手術室で時に短気になるのが少し欠点ですが。
それでも手術はどんな難しい症例でも100%フェローに執刀させます。

同じ心臓外科医でも、日本では激務の割に給料少なく、若手は手術のチャンスも少なく雑用多く、愚痴ばかりでくたびれて見える人が多いのに比べて、アメリカの外科医は自信に溢れ、いかにもエリートといった風格が漂う人が多い様な気がします。
この差は一体何なんだろうと思ってしまいます。
やっぱり医療費の違いなんでしょうか。
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by ctsurgeon | 2006-07-16 13:48
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